3. ありがとう、坊。

3話目。夜、ライトでオレンジ色の、この子達が光輝く。なんて綺麗なんだ。優雅な身体は、ご飯を沢山食べたから、、。貴方達のお好みのご飯を、車で40分のお店迄、買いに行った私のお陰よね、

自分で言うしか無い。と、まあ見惚れてしまう。

キラキラ、夕焼け空みたいだ。上手く表現が出来ないが、、。

夜中も、24時間見守り続けた坊が、ある日亡くなった。貴方は、凄い事を成し遂げたんだよ、だって2年3ヶ月、ずっと彼女に寄り添い、励まし、支え合って。雨の日も風の日も、、。水の中だから、少し違うが。

私は、坊の毎日の姿にただ言葉を失っていた。

年を越せて良かったと、思ってたよ。それから、約3ヶ月後、嬢も綺麗な姿のまま、ゆっくり目を閉じた。

瞼が無いので、目は開いているが。

この子達が、私に残した物は大きい。愛情の深さ、慈悲の心。

仕事の同僚に金魚の話をしていたが、反応薄。

ある日、動画を観てもらった。絶句、反応濃。

 

坊と、嬢の、回りには庭の花を沢山並べた。ゆっくりおやすみ。

 

ありがとうは、母の方だよ。