kokorohanaのブログ

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踊る大捜査服

久しぶりに、息子とショッピングに出かけた。

最近もっぱらお出かけと言えば海や山、温泉と自然に触れる事が多い。

そうこの日も、、

ラフ〜な感じで出かけてしまった。アウトドアブランドのジャケットを着て、、

やばい、

ジャケットがモスグリーン色で、何だか『踊る大捜査線』に似ている。女性版。

事件はデパート内で起こった感じ、、。自然の中では溶け込めるのになぁ〜、

 

私が走ると事件現場へと走っている感じか、

息子は、隣で歩きながらでニタニタ笑っている。

私の頭の中が踊る大捜査線で溢れてきた。

お気に入りのブティックに入って、大捜査がはじまった。店員さんは、私に沢山の洋服を持ってきてくれ試着の連続、捜査も終盤戦。

これダァー!この洋服だ!と、まるで犯人を見つけたみたいに、息子と店員さんと3人で「これで決まり」黒色のワンピース姿の私をみて、ニッタリしている。サイズもピッタリで馴染んでいる。

踊る大捜査線みたいでしょ、捜査終わったのでこのままこのワンピースを着て帰りま〜す」と、店員さんに伝えるとクククッ〜、と3人で笑った。

ワンピースは、息子からのプレゼントになった。

ありがとう。

 

アウトドアも大好きだけど、

幾つになっても、オシャレ捜査を忘れないでいたいなぁー。

懐かしさの中で

年末年始は、仕事で慌ただしく日を過ごした。私が子供の頃、お正月、冬の遊びと言えばカルタや凧上げ、駒回しで遊んでいたなぁ〜なんて考えていた。

風の吹く方向を考えながら走った、空高く舞う凧を見上げた冬空。

駒にクルクル紐を巻き付けて上手く回せたら楽しかった。

近所の子供達と缶けりやかくれんぼ。あの小さな路地も広い空き地も今は何かに変わってしまった。

今ではあの時代の遊びの記憶は、心に生きている。

時代は目まぐるしく変わり、遊びも変わる。

 

子供達が受け継いでいく、これからの日本の未来

平和であります様に

帰省した息子とドライブに出かけた。海岸は風が冷たいけれど、砂浜を歩いている。

 

早朝の街

今の季節、夜明けが遅いから窓の外は暗く空気は冷たい。

私はこの時間帯の街が好きだ。空気が澄んでいて車も少ない。

あっ、交差点手前の脇道に男性の人影が、、ホウキとゴミ袋を片手に、

誰もいない、

誰も見ていない、

誰からも頼まれていない、

一人黙々と掃除をしている。

 

誰もいない早朝の交差点。

 

私は見ている。

ある日の早朝

一時停車中、車内から、、

中型犬が車椅子の男性を引っ張りながら凄い勢いで駆け抜けて行った。

一瞬、私は何を見てしまったのか、、

えー、マジ、犬ソリじゃん!

サンタさんのソリをひくトナカイに似ている。

(見たことはないが、)

職場で、トナカイソリならぬ、犬ソリに遭遇した〜と話すと、

え〜、それってもしかして犬の虐待にならないよね?と言う。

そうなのか、、?

確かに犬が車椅子を引きながら散歩するのは見たことがない。

 

又、ワンちゃんに会いたいなぁ〜と思っていると、

 

暫くして偶然、車椅子の男性とワンちゃんの後ろ姿

 

アッ、電動車椅子だったのか!!

 

誰もいない早朝、

ワンちゃんは楽しそうに今日も駆け抜けている。

 

私と陶芸(人形)vol.3

陶芸を始めて1年が過ぎた頃から、クルクル回転するロクロでは無く、手びねりの魅力にのめり込んだ。釉薬(ゆうやく)の色も量も次第に自分流でアレンジすれば無限に色の世界が広がる。

ある日、娘が陶芸部屋で遊んでいる時、粘土で親指ほどの小さなお人形を作った。

よく見るとお地蔵さんだった。私はこの小さなお人形に心奪われた。

ジッと見ていると心癒されて、

それがきっかけになり、亡き妹に一体一体祈りを込めて作ってみよう。

その先に何がみえてくるのだろ。

私のお人形作りが始まった。

しだいに動物や、植物、金魚など粘土で作れるようになり、家の中にある生活雑貨は陶芸づくりの材料になった。

                ↑雷くん

人生で誰と出会い、どんな環境の中で何に触れて過ごしているのか、限られた時間の中で過ぎてみれば思うより時は早い。

色んな扉をのぞいて見ると楽しい発見もあると思う。

歳を重ねても、好奇心を忘れないで色んな世界をこの目に焼き付けておきたい。歌や芸術、訪れた事のない土地や風景。

今しか出来ないことは案外多い。

             私と陶芸、完

 

 

自分の足で

先日、友と恋愛観の話をしていた。

友は20歳で結婚、出産それから紆余曲折。子供を育てる為だけに必死で働いてきた。

子供は親の背中を見ている。

子育ては自分を成長させてくれる。思い通りにならない事が多いから、知らぬ間に我慢することが当たり前だったり、子供の為の時間を最優先してきた。何年も何年もそして自分は親になる。

子供が自分の足で歩ける様に、

時には影から寄り添い、時には突き離す事も必要だと思う。

人生は尊くも色んな波が打ち寄せてくる。自分の力で乗り越えながら進んでいく。どんな嵐の中でも心の帆を張り続けながら

これからの時代はどの様に流れていくのだろう。

生まれてくる子供達が幸せに過ごせる時代である事を切に願う。

今では子供達に、私の身体の事を気遣ってもらっている。

今度は私が子供の背中をみている。

これからも自分の足でずっと歩ける様に筋トレを始めよう(足の意味は色々だ)

 

母は「足が弱る〜」と雨の日も毎日散歩に出かけている。

ある日、近所の人から貰ったと、白菜を抱えながら帰って来た。

 

どんな散歩だ?

 

 

小さな滝。

休日、父のお墓参りに出かけた。何十年も通り慣れた国道だけど、あっ!滝の標識がある。

ヘェ〜滝か、行ってみよう。脇道を入ると山の中を走る走る、、「アレ、滝はどこだ??」

母が突然「あー思い出した、昔、来た事があるよ、滝の水はチョロチョロで小さな滝よ」と言う。「チョロチョロ?」

「うん、ちょろちょろり」

何十年前の話だ。確かに川の流れる気配が無い。

はい、進路変更。

 

途中、馬を見に行った。←又、寄り道

8種類いる日本在来種の馬の中で、1番小さい馬で50頭ほど放牧されている。体高120cm。かつては絶滅危惧種と言われていた野間馬に、

体重30kg以下の3歳〜小学生対象で乗馬体験ができる。

(婆は、小学生くらいの身長だが体重が倍だ。やばい、ブログを読んだら怒られる、、ゴメン)

ルーツを辿ると江戸時代まで遡る必要があるほどの歴史があるのかぁー。

可愛いな。ヒヒヒヒィィ〜ンと鳴き声が、響いている。何年ぶりだろう、馬の鳴き声を直に聞いた。

父のお墓参りを済ませ、久しぶりに山の中にある秘湯温泉に行こうとナビをセットした。

アレ、確かにこの道で間違っていないが、ナビは道なりに進めと言う。山の奥に奥に、走る走る。

婆が「このナビは信用出来ない」と呟きだした。以前ナビ通りに進むと脇道で遭難しかけたからだ。

やや大袈裟だが、『謎の最短ルート』記

婆が突然「あー思い出したこの先は滝がある」と言う。又、チョロチョロ滝か?

とりあえずUターンし川を眺めた。

綺麗だなぁ〜目的地までに、寄り道→(迷い道)も面白い。

山を下り、旅館の日帰り温泉に無事入った。

窓の景色から山が見え、川がゆらゆらと流れている。

婆は、バニラアイスを美味しそうに食べている。何気ない日常が、幸せなんだなぁー